供花を会社から贈る際のマナーと注意:社葬・家族葬で失敗しない段取りと相場を徹底解説

終活・葬儀

会社としてお世話になった方が逝去された際、「供花(きょうか)」を贈るのは大切な弔意の表現方法です。しかし、ビジネスとしての“公の立場”だからこそ贈り方やマナーを間違えると、思いがけず遺族に失礼をしてしまうケースも。

【供花を会社から贈る際の一連の手順・最新の相場・贈るタイミング・宗教ごとの差異・立て札の書き方】まで、徹底的に分かりやすく解説します。

  1. 供花とは?基本理解と主な種類

  2. 会社から供花を贈る時にまず確認

  3. 供花を手配する際の手順と段取り

  4. 【事例表】会社で贈る場合の相場

  5. 宗教・地域による供花マナーQ&A

  6. 立て札(名札・札名)の正しい書き方

  7. よくある失敗例

  8. 受け取った後のお礼・お返しルール

  9. 家族葬・社葬での供花マナー

  10. まとめ:思いやりを届ける供花の贈り方


供花とは?基本理解と主な種類

供花(きょうか、くげ)は、葬儀や告別式で故人の霊を慰めるために贈る花です。

主にご遺族や喪主が手配しますが、会社や友人・取引先など外部からも贈られることが多く、弔意を表す大切なしきたりの一つです。

種類例

  • スタンド花(最も一般的。式場を華やかにする)

  • 花かご・フラワーアレンジメント(家族葬や会場が狭い場合に)

※宗教・地域次第で種類選びや贈り方に違いがあります。

会社から供花を贈る時にまず確認

贈る前に必ず次のポイントを確認しましょう。

  • ご遺族の意向(供花や香典の辞退がないか)

  • 宗教・形式(仏教・神道・キリスト教など)

  • 式場の規模や飾れる数の制限

  • 必要な届け先情報(会場名・住所・日時・喪主名)

注意: ご遺族や葬儀社に事前に相談しないと、せっかくの気持ちがトラブルのもとになる場合も。

供花を手配する際の手順

  1. 訃報受領後すぐに社内関係者で相談

  2. 遺族や葬儀社に「供花を贈っても良いか」確認

  3. 会社名義・部署名義など送り主を決定

  4. 予算や種類を決めて、葬儀社または花店へ手配

  5. 名札(立て札)や支払い方法を確認

  6. 通夜の前日~葬儀当日の早い時間帯に届くよう調整(タイミングが非常に大切)

供花手配フロー

ステップ 内容例
社内調整 部署代表や役員と相談、贈るかどうか・予算決定
遺族・葬儀社確認 宗教・辞退有無・会場状況の確認
申し込み・手続き 経費伝票作成、花屋・葬儀社へ必要情報連絡
配送日・詳細チェック 通夜前日の到着指定、立て札データ最終確認
 
 

【事例】会社で贈る場合の相場

会社・法人が供花を手配する場合の相場は、故人やご遺族との関係や葬儀規模により変動します。

贈る相手・シーン 供花費用相場 注意事項
社員・一般社員の家族 7,000~15,000円 小規模家族葬や自宅葬では1基が主流
役員や親族 10,000~30,000円 遺族との関係が深い場合は2基1対にすることも
社葬(大規模取引先) 20,000~50,000円以上 金額が高すぎると不自然なためバランス重視
 

※一対(二基)で贈る場合は上記の倍程度の金額となります。

費用計算例表

基数/グレード 費用の目安
1基(スタンド) 10,000~15,000円
2基(両脇) 20,000~30,000円
上級品 30,000円以上
 
 

宗教・地域による供花マナーQ&A

Q. 宗教で供花の種類が変わる?

A. 基本は生花ですが、仏式>菊や白い花、キリスト教式>白い花+カーネーション等、神式>榊+白花。各宗派や地域によって求められる種類が異なることも。

Q. 家族葬の場合はどうする?

A. 小規模葬ではスペースに限りあり。ご遺族が「供花辞退」としている場合は送らない・事前要確認。

Q. 名札(立て札)の表書きは?

A. 一般的には「御供」「御霊前」。地域により「敬供」とすることも。

立て札(名札・札名)の正しい書き方

会社・法人として供花を贈る場合は、必ず正式な会社名を記載します。

  • 「株式会社〇〇」「〇〇株式会社」

  • 役職名や部署名が必要な場合は、「〇〇株式会社 代表取締役 △△」や「〇〇株式会社 △△部一同」も可

チェックポイント

  • 名札の誤字・省略は失礼にあたるため事前に正確な名称を確認

  • 連名の場合は目上から順番に

書き方種類 記載例
正式会社名 株式会社エンディングネット
代表者名 株式会社エンディングネット 代表取締役 山田太郎
部署・一同 株式会社エンディングネット 営業部一同
 

よくある失敗例

  • 規模・宗教の確認忘れ:家族葬でスペースがなく供花が断られる

  • 名札の誤字脱字:直前ミスに注意!

  • 供花到着が遅延:通夜開始前に届くよう余裕をもって手配

  • 連絡不行き届き:遺族、社内とも事前共有を徹底

  • 金額だけで判断:高額=丁寧とは限らない、他社や遺族とのバランス重視

受け取った後のお礼・お返しルール

通常、供花への「お返し」は原則不要ですが、お礼状を葬儀後に送るのが丁寧です(担当者名で可)。

お礼状例文(会社用)

拝啓 この度はご多用中にもかかわらず、故人へのご供花を賜り誠にありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。

遺族側の香典辞退でも、供花に対してはお礼状が一般的です。

家族葬・社葬での供花マナー

  • 家族葬の場合、供花を辞退されることが多いため事前確認を必須

  • 社葬では規模が大きく、同じ会社・業界内との“バランス”も重視

  • 供花手配、香典との両立例やタイミング注意点なども考慮

まとめ:思いやりを届ける会社供花の贈り方

会社からの供花は、故人やご遺族への心を伝える大切な行為です。

そのためには一つ一つ丁寧な確認や基本マナーの厳守が欠かせません。

  • 必ず事前に遺族と葬儀社へ確認を取る

  • 社内予算や親密度を踏まえた適切な費用を設定する

  • 名札の記載、配送タイミングなど細部まで注意

最後に、最も大切なのはマナーそのものよりも「相手への思いやり」です。形式にとらわれすぎず、心からの弔意を大切にしましょう。

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